2021/10/26
はじめまして。CB訪問看護リハビリステーション井荻の感染管理認定看護師 山本です。
今年度は新型コロナウイルス感染の世界的な大流行により、日本国内においても感染者数が増加し、政府の緊急事態宣言の発令により、全国での外出自粛を余儀なくされました。そして今現在も終息することなく、一定数の増加傾向を辿っています。
私は、これまで病院で感染管理認定看護師として、感染予防に関する講義や相談、時には職員指導などを日常的に行ってきました。
今回のような大流行下においても、感染はいかに「正しく予防」することが大切かということを改めて思い知らされました。
病院では新型コロナウイルスのみでなく、一般的に有名な感染症から、あまり知られていないような感染者の方がいらっしゃることから、病院の職員は自身の身を守るため、さらにはそれを周囲に感染させないため、常に予防をしなくてはなりません。
そして、各々が適切に予防をすることで感染から身を守ることができていることを強く実感しています。
特にご高齢の方々は新型コロナウイルスの流行下の中、現在においても不安から外出を自粛している方もいらっしゃることでしょう。
しかし過度な自粛は筋力の低下や認知症の悪化、そして抵抗力の低下に繋がり、健康を損ないかねません。
感染は目に見えないため、不安が先行してしまい、世の中に誤った情報が流れ、混乱してしまうこともありますが、「正しく知り」「正しく恐れ」「正しく予防」ことが大切であると考えます。
地域の方々に対し、今まで培った予防のポイントやコツなどのノウハウを、お伝えできたらと存じております。
事業所を挙げて感染予防および対策に取り組みながら、withコロナとの「新しい生活様式」に慣れていけるようひとりひとり丁寧に関わらせていただき、地域の方々が安心して生活を送れるようお役に立てたら幸甚でございます。
どんな些細なことでも構いませんのでお気軽にご相談ください。
また、誤嚥性肺炎や尿路感染症などといった新型コロナウイルス以外の感染症において繰り返し入退院されるご利用者様も散見されます。
このような方々に対しましても、日々「正しく知り」「正しく予防」できるようお力になれたらと存じておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。
その他にも、医療従事者の皆様・ご家庭様・施設の方々に向けた様々な場面(例えば新型コロナウイルス・ノロウイルス・インフルエンザ・ロタウイルス・誤嚥性肺炎の方への対応方法や感染予防の具体的な方法など)に合わせた感染に関する勉強会を開催いたします。
ご希望に応じて、出張や資料提供なども行いますので、こちらに関しましても是非、お気軽にご相談ください。