看護師として大事にしている事

こんにちは。代表の山本です。

1月の開業の準備に追われるにあたり、ブログの更新が久しぶりになってしましました。

最近はいつになく晴天が続き、12月に近づいてきているのを感じさせないほど暖かく過ごしやすい日が続いていましたね。

まさに窓から”秋晴れ”のすっきりとした空を見ながら準備をしています。

さて、本日は「私が看護師として大事にしていること」を書きたいと思います。

医療従事者の一員としての誇りと責任をもつ

私は働き始めの頃は、ただただ日々の業務に追われていたことを記憶しています。(正直なところ大事にしていることも覚えていないくらい・・・)

しかし新人の頃から今でもとても大事にしていることは、医療従事者の一員としての誇りと責任をもつことだと思っています。

考える力(アセスメントする力)やできること(技術力)は看護師各々の経験や年齢で変わってきます。

これらもとても大切なことですが、誇りと責任を持って関わっていると、その姿勢は患者様やご利用者様をはじめ、周囲の方にも伝わりますし、信頼されます。

さらに言えば、これらは後からでも培うことができると思っています。

例えば病院で勤務していると看護師の仕事は、大きく「日常生活援助」と「診療の補助」に分類されます。

私自身、その大きく占めるこれら一つ一つのEBM(根拠)を理解し、実践する。これが大切だと思い、より良い援助ができるよう疾患や症例の学習をしてきました。

新たな発見に気が付きました。

しかし大切だと思っていたEBMですが、ALSの患者様の入院から退院調整、退院まで受け持ちをした際に、新たな発見に気が付きました。

当たり前のことかもしれませんが、ご本人様をはじめとしたご家族様のお話をよく聞くこと。

リハビリスタッフやケアマネージャーさんなど、他職種の方と連携しながら情報共有を深めること。

患者様やご家族様の思い、環境面も含めて考慮していないと、患者様やご家族様が退院後に生活していく上で困ってしまいます。

特に身近にいるご家族様への支援は欠かせません。

そのため、今では患者様やご家族様のご意向や生活スタイル、価値観などを丁寧に伺い、ご本人を取り巻く環境面をしっかり把握した上で、EBMと融合させながら意思決定を支援することを、大事にしております。